行事・お知らせ



行事・おしらせ

2022年5月16日 15:18

らいむぎハウス・来月のリアルてらこや 6月11日(土)午前9時~12時開催

 毎月第二土曜日午前中、お寺で子供会が開かれています。主催はらいむぎハウスさん。子供たちの居場所作りをしてくれています。勉強したり、一緒に遊んだり、一緒に食事を作ったりと、たくさんのボランティアの方々が慈しみの眼で子供たちを見守って下さいます。

 

2022年5月16日 15:10

これで見納め、桃山マジック!!

なにごとにも訣かれはやって来る。それが突然か、緩慢かの違いだけだ。

35年の長きにわたり桃山は水族館劇場を現代河原者の徒党ととらえ、先頭にたって牽引してきた。台本を書き、演出をしかけ、サーカス一座のように全国に神出鬼没の仮設小屋を建ててきた。われわれの副司令官はイメージとうらはらに精神はフラジャイルそのものだった。

花が散るのをみても涙ぐみ動物園につれていっても怖がる幼子だったという。文弱、長じて屈強。若き日に強い影響を受けたという竹中労そっくりだ、野戰攻城のような力業は本来、苦手だったのかもしれない。繊細な気質を表にださず、台本を仕上げることより現場で声を嗄らしていた姿からみても、無理を重ねていることは明らかだった。とくに分裂騒ぎが起こってからの8年は、公演地さがし、制作、劇場設計、資材交渉、仮設工事、作・演出、舞台設計、衣裳、音楽、あらゆる面でリーダーを引き受けながら芝居をつづけた。なにより集団論(仲間とともに在るとはどういうことか)の根拠をつねに問いかけつづけた。座付き作者としての使命を全うし、みずから書きたい題材よりも集まってくる役者ひとりひとりの個性をいちばんに考え、当て書きの手法を貫いた。つぎの棟梁、秋浜立が育つまで歯をくいしばって復活のためのハードワークに耐えた。結果、身体が修復不可能になってしまった。

本人は「そろそろ地上から去る終い支度をしなければならないね」と呑気に笑ってる。桃山の滅尽すなわち水族館の消滅と短絡しないでいただきたい。水族館劇場は桃山と心中しない。かたちを変え、こころを別の身体に宿してあらたな獣道を歩いてゆく。現代河原者の役者徒党は彼の意思を継いで生き延びる。未発表の台本も机の奥に睡っている。水族館劇場と桃山の仕事を愛してくれたサポーターが残っている。

水族館劇場を応援してくれた全国のみなさま。どんな窮地でもひるむことなく可能性をひらいてきた桃山マジックは、今回が見納めです。万難を排してのご観劇、なにとぞよろしくお頼み申しあげまする。

                                               『水族館劇場ホームページ』から

2022年5月16日 15:08

水族館劇場コラボ特別企画その④ 鬼海弘雄 野外写真展 人間の海2022 芝居上演日&6月2日 会場 特設舞台

「王たちの肖像」にみる度外れな世間のひとへの優しくするどい観察眼。「INDIA」にはじまる異国の旅への哀惜。鬼海弘雄はたくさんの写真によるギフトをぼくたちに残して地上を去っていきました。水族館劇場に遺品として託された巨大肖像パネルを生かすために、今回みたびこれらの作品を天幕のあちこちに飾ります。かぎりなく撮られる側によりそった写真師のまなざしに囲まれた野戰攻城はきっと一味ちがう希望を観るかたがたに届けてくれることと信じています。題して「人間の海2022」遠からぬ日に彼と再会するであろう桃山なら「これもふくめて芝居」とうそぶくでしょう。野外儛臺「天颷の鹿砦」開催日にあわせて午後4時よりオープンいたします。今回の野戰攻城は5年前の「盜賊たちのるなぱあく」の再現のごとし。昨年、開演まで手持ちぶさたの時間をすごしたお客さま、今年は時間が足りないくらいのイベントを用意しました。羽村みやげにゼヒご高覧を。

会期:芝居上演日&6/2 16:00〜
料金:無料

鬼海弘雄(きかい・ひろお)
1945年、山形県生まれ。主な作品集に『王たちの肖像 浅草寺境内』『INDIA』『東京迷路』『PERSONA』など。エッセイも手がけた。2020年に逝去。

 

2022年5月16日 11:54

水族館劇場コラボ特別企画その③ 「昭和の阿国・一条さゆりをめぐって」 主催:伊藤裕作 ゲスト:川上譲治 会場 水族館特設舞台

特別イベント「昭和の阿国・一条さゆりをめぐって」

主催:伊藤裕作
ゲスト:川上譲治

6月2日(木)夜7時開場(※休演日)

会場  宗禅寺 第二駐車場 水族館劇場特設野外舞台
料金 投げ銭
問合せ 090-2722-6825(伊藤裕作)

 

 

2022年5月16日 11:24

水族館劇場コラボ特別企画その② チャリティイベント「笑いの力をウクライナへ‼ クラウンパレード In Tokyo」会場 水族館特設舞台

 クラウンという言葉を聞いて何をご想像されますか? いわゆる道化師のことですが、日本人にはピエロの名称のほうが親しまれていると思います。ただし、クラウンの場合は大道芸人全般を示す言葉として認知されているそうで、ショーの合間のコミカルなピエロだけを指している言葉ではないようです。

 現在、戦争真っただ中のウクライナにオデーサという都市がありますが、そこで毎年クラウンフェスティヴァルが開催されていました。ウクライナも元々はロシアということでサーカス大国だそうで、キーウには国立サーカス学校もあるそうです。

 現在宗禅寺で公演に向けて準備を続けている劇団・水族館劇場とご縁のあるノンフィクション作家で、クラウン研究の第一人者である大島幹雄さんが、旧知のウクライナの方々のためにチャリティイベントを開催する運びとなりました。会場は宗禅寺第二駐車場に水族館劇場が製作した仮設劇場になります。

 こちらのイヴェントは申込制ですので、事前の申し込みをお願い致します。また、ユーチューブにて苦境に立たされているウクライナの人達を励ますため、様々なクラウン(道化師)の皆様が曲芸を収めた動画を集めたチャンネルも立ち上がっています。

 ウクライナの方々にとっての身近な娯楽であるクラウンの姿を通じて、戦争停止を願うと共に苦境に立たされている彼らを支援するイベントです。是非とも皆様方のお力をお分けいただければ有難いです。

  ユーチューブ クラウンパレードはこちらをクリック

 ※ 会場は宗禅寺第二駐車場 水族館劇場特設野外儛臺です

 ※ 入場料¥2,000 入場申し込み―→090-4595ー3512 

   メール clownparadecticket@gmail.com

 ※ 当日・緊急連絡先 090ー2207ー8185