行事・お知らせ



行事・おしらせ

2021年8月7日 11:30

宗禅寺にて らいむぎハウスさんの「リアルてらこや」始まります~~子供たちの居場所づくり~~

 猛暑の中、お元気でお過ごしでしょうか。東京都の感染者も増えてきていますが、宗禅寺では坐禅会、写経会は継続的に開催しています。

 先日とある有志の皆様方がお集まりして、夏休みの子供たちの居場所作りとしてお寺を開放して下さらないかとのご要望をいただきました。現在コロナ禍で市内の各自治会館が使用できない状況が続く中で、夏休みに子供たちが集まれる場所を作ってあげたいという想いが一つの形になりました。

 まだまだ手探りでのスタートですが、夏休みの宿題の残してしまっているお友達のみんなで集まって、お寺でお勉強してみませんか?

 ご参加にあたっては、会場の準備もありますので、事前申込をしていただくと大変有難いです。

 みんなのお越しをお待ちしております。

リアルてらこや申込書ダウンロードはこちら

2021年7月15日 23:18

劇団・水族館劇場機関紙、フィッシュボーンを掲載させていただきます。

水族館劇場開演時に配布されたパンフレットです。
画像をクリックするとpdfでご覧いただけます

アンドロポセンの空舟

2021年7月9日 18:22

【みんなの文化活動のご案内】講談師・菊地玉雲さんによる「毎月25日は講談の日」

 度々宗禅寺にて講談を披露して下さっている菊地玉雲さんが「廿五にちは講談の日」という講談会を始められます。

 毎月25日の午後3時、青梅市のネッツたまぐーセンターにて行うそうです。

 予約不要、入場無料です。菊池さん書き下ろしによる数々の作品を味わって下さい。

 問い合わせ:菊池 玉雲(きくち ぎょくうん) 電話0428―21―2850

 会場のネッツたまぐーセンターのホームページはこちらをクリック

会場は青梅市のネッツたまぐーセンタです

2021年7月2日 20:51

劇団・水族館劇場『アントロポセン空舟』公演が終わって

 NHKのEテレ(昔の教育番組チャンネル)に「ハートネットTV」という番組があります。障害者や貧困などのテーマを専門に取り扱うテレビ番組のようですが、宗禅寺駐車場で行われていた劇団・水族館劇場の『アントロポセン空舟』公演にNHK取材班が密着をされていて、昨晩その模様が放映されました。放送タイトルは「演じることは生きること~~野外芝居集団〝水族館劇場〟の日々~~」。劇団水族館劇場の劇団員の方4名にスポットをあて、それぞれの生き様を通して水族館劇場のことが紹介されている内容でした。

 水族館劇場は野外芝居、路上芝居にこだわり活動を続けている劇団です。年末年始に公園等での路上芝居と、年に1回自ら劇場を設営して半月ほどの公演をしており、公演地が決まると集まれる人が集まり、劇場を自ら設営、公演、劇場を解体という流れを繰り返している劇団です。今回の宗禅寺での公演も4月2日から宗禅寺に集まり、5月14日に初日公演、5月31日に千秋楽、6月15日に劇場解体終了というスケジュールとなりました。

 劇団員の皆様は日頃は自分のお仕事をしており、公演が決まると集まって準備をし、公演が終わるとまた自分の生活に戻っていきます。NHKの放送の中で座長の桃山邑さんが仰っている「有り余る才能を持っているわけじゃないけど」という言葉通り、プロの役者としての芝居というよりも、普通の生活をしている普通の人が役者をやって芝居をしている劇団であり、日常生活の延長線上にある芝居を体現されています。彼らが表現しているのは、本番2時間の舞台の上での芝居だけではなく、目の前にある自分たちで設営した劇場やその設営期間も含めて「劇場設営も芝居のうち」というもので、そこには芝居者としての生き様が投影されています。

 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私自身も都合のつくときに出演させていただきまして、幕間の模様替えなど、客席からは見えない部分も間近で見させていただきました。驚いたのは、先ほどまで舞台の中央で芝居をされていた役者さんが、次のシーンでは煙幕に火をつけたり、緞帳を下げたり、回転舞台を人力で回していたりと、まさに八面六臂なことです。劇団員のお一人お一人が自分に与えられている役目をしっかりと、そして活き活きと果たしていくそのエネルギーに接し、彼ら自身の劇団に対する強い想いを感じた次第です。

 もう一つの驚きは、公演中に脚本が変更されていくということでした。劇団の芝居というモノは毎日同じものが観れると思っていたのですが、水族館劇場に関してはこの考えが通じません。14回の公演で一体何回脚本の手直しが入ったかは知りませんが、前日には見られなかった役者さんの歌の独唱があったり、その舞台は日に日に変化し続け、その変化があるからこその緊張感があったように思います。毎日毎日一つの決まった場所に留まることなく、常に前を向いて、少しでもより良い舞台を作っていこうという姿勢がそこにはあるのだと思いました。

 水族館劇場の皆様は芝居という形を通じて、普通の人間の持っている可能性を示してくれました。どんな人でも、そこに生きているだけで周囲の人々を幸せにできる力を持っていることを証明してくれました。水が持っている可能性が、確実に我々を潤してくれた二カ月半であったように思います。

 最後になりますが、今回の14公演にて1025人の観客を動員。お客様はもちろん、劇団関係者の皆様にもコロナ感染者が一人も出ずに公演が終われましたことに安堵しております。4月1日の設営開始から6月15日に舞台撤収完了まで本当にありがとうございました。今回の公演にあたりまして、コロナ禍にありながらも公演を受け入れて下さいました、第二駐車場の近隣の住民の皆様方にここで深く感謝を申し上げます。そして、応援をして下さいました皆様方もありがとうございました。

 

 臨済宗中興の祖 白隠慧鶴禅師 『坐禅和讃』曰く

 「無相の相を相として」(形なき形を形とする)

 水族館劇場 座長 桃山 邑 氏 曰く

 「永遠の未完成これ完成なり」

 

 また来年の5月に彼らはやってきてくれます。その日までお楽しみに。 

                                 宗禅寺 高井和正

2021年7月2日 16:23

盂蘭盆(うらぼん)早朝坐禅会のお知らせ 7/13(火)~16(金)毎朝6時~7時


 7月13日~16日の四日間を盂蘭盆(うらぼん)・お盆と云います。ご先祖様がご自宅に帰ってこられると云われている期間です。

 今年もお盆期間中、毎朝の早朝坐禅会を下記の通り行います。朝の涼しいひと時に静かな時間をお持ちいただくのはいかがでしょうか?

 足が悪い方にはイスでの坐禅もございますので、一度体験していただければ有難いと思います。

 どなたでもご参加できます。皆様のご参加をお待ちしております。

          【 盂 蘭 盆  早 朝 坐 禅 会 】

       今月 7月13(火)日~7月16日(金) 毎朝6時~7時 

        ※開始10分前にはお集まりください 参加費は無料です

         ~~~~~~ 当 日 の 流 れ ~~~~~~

       1 鐘楼にて鐘を撞きながら般若心経をみんなで唱えます

       2 禅堂に移動して梅湯を飲んでからみんなで坐禅

       3 7時過ぎ 解散

        ※予約不要です。当日お越し下さい。駐車場ご利用下さい。

        ※マスク着用でのご参加をお願い致します。

        ※スウェット・ジャージなど楽な服装でご参加下さい。

        ※お寺でお着替え可能です。