行事・お知らせ



行事・おしらせ

2017年3月24日 15:18

上棟式を執り行いました

現在宗禅寺では本堂を増築しています。正面を30畳分ほど前に出します。さまざまな行事やお盆のお施餓鬼法要などでは、いつも本堂の中が満員となっていました。また、10月の薬師如来大祭では毎回専用の奉納舞台をお祭り当日に設営していましたが、その心配もなくなります。
昨日施工して下さる、梅林建工の梅林春男棟梁はじめ、職人の皆様方とお寺の役員さんにもお越しいただき、上棟式を執り行いました。5月の晋山式までに完成する予定です。檀信徒の皆様には工期中、ご不便をかけることもあるかと思いますが、ご容赦のほどお願い申し上げます。
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2017年3月9日 21:26

春のお彼岸3/17~23日朝6時~7時彼岸早朝坐禅会やってます

古人曰く、暑さ寒さも彼岸まで。梅が花咲き、町中ではすでに花咲く桜もみかけます。冬も終わりを告げ春を迎え、4月からの新しい生活に不安や期待が入り混じっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
春のお彼岸がやってきます。期間中、ご家族の皆様でお墓参りにお出かけになる方も多いのではないでしょうか。お彼岸は仏教週間ともいえます。元々、お中日にご先祖様の供養の法要を執り行い、残りの六日間は一日一つ、六つの修行徳目(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)と向き合って、悟りに達しましょうという期間です。
宗禅寺では、このお彼岸も早朝坐禅会を行います。期間中毎日朝6時~7時です。比較的短い時間なので初心者向きです。参加費は無料です。どなたでもご参加できます。お待ちしております。

2017年3月3日 15:20

春の文化展 今年も開催致します 特別展は「宗禅寺のほとけさま」です

第19回春の文化展 (入場無料) 特別展示――宗禅寺のほとけさま――

今月18日(土)~20日(月・祝日)三日間開催 開館時間10:00~16:00迄(最終日は15:30まで)※時間外はお寺の玄関までお声をおかけ下さい。入場いただけます。

毎年春のお彼岸に開催している春の文化展も今回で19回目を数えます。宗禅寺には本堂、禅堂、隠寮、客殿、本堂横の書院など様々な部屋がありますが、そのすべての部屋を使って作品の展示を行います。

書道、絵画、木彫、篆刻、写真、絵手紙、工芸品、パッチワーク、折り紙、俳句、陶芸、造形、尺八などなど、地域の皆様の作品をプロアマ問わず展示致します。

毎回本堂はその年の特別展の展示会場にしており、これまで漆絵の並木恒延先生や能面の新井達矢さんなど、地元羽村出身のプロの芸術家の先生方に加え、地元川崎在住の大野弘江さんの刺繍や中野喜一さん稲垣壮太郎さんの絵画など、アマチュアの域に入らない皆様の作品も展示してきました。

今回の特別展は「宗禅寺のほとけさま」と題して、お寺が所蔵する仏像の一斉展示になります。現在、ほとんどの仏像を修復に出しております。創建400年を迎えて仏像のお手入れをさせていただきました。

この機会に、ご本尊様やお寺の仏像のご尊顔をじっくり拝見していただき、ほとけさまの持っている魅力を感じていただければ有難いです。

2017年3月3日 14:43

一字一石経を納めました

本堂の増築に伴い、遷座していただく疾病退散地蔵様。台座の下に、たくさんの一字一石経が納められていました。嘉永5年(1852年)に書かれて納められていたお経の石です。村で疫病が流行したようで、村人の当病平癒の祈願として埋められたと推測されます。

このほど、お地蔵さんが新しく安置される場所が決定、工事も進みましたので、3月2日に業者さん、お寺の総代さんの立ち会いのもと、お地蔵さんに遷座供養の諷経を致しました。諷経の後、皆で一字一石経を再び台座の中へ納めさせていただきました。

石は相当な量があり、どこから石を集めて何人ぐらいの方で写経されたのかは今となっては分かりません。ただ、その当時の方々の大切な想いが込められた一字一石経です。一部の石は本堂か書院にて公開するため手元に残しました。

石が入っている入れ物の蓋には、当時の記録が残されており、建立した嘉永5年と改修した昭和42年と記されています。今回再改修として平成29年3月2日の日付と共に、和尚の名前と、総代さん、施工業者さんのお名前を記させていただきました。途中から雨が降る寒い日となりましたが、大和園様、秋島庭園様、集まっていただきました総代様ありがとうございました。

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